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爪を丈夫にしたければカルシウムをたくさん摂る

世間には間違った情報であふれかえっています。
日本人の悪いところは多数決制なので間違った情報でもたくさんの人が言っているとそれが正しいということに思われてしまうところです。
正しい知識を持っていればおかしいと思えるのですが、情報収集の段階で間違ってしまっては取り返しがつきませんよね。

そこで私が知っている正しい知識を書いていくことにしました。
知識がある方には当たり前の情報ですので読み流していただければいいかと思います。


今回は「爪はカルシウムで出来ている」ということにスポットを当てたいと思います。
よく爪が折れてしまったり二枚爪になった時にはカルシウム不足と思うので牛乳を飲んだり、煮干しを食べたりすると聞きます。


確かに爪は固いですし指先を光に透かして見ると指のあたりには骨がないように見えるので爪=骨=カルシウムと思われているようです。

しかしもし爪が骨であると仮定した場合、指先から骨がつきだしていることになります。
骨はなぜ体内にあるのでしょう?
これは臓器と同じことなのですが空気に触れると良くないので皮膚に守られているわけです。
(空気に触れても良ければ露出していることになり皮膚が存在する意味が分かりません)

そういうわけで爪は骨ではありえません。
レントゲン写真を見たことがある方ならご存知ですが、爪の下にしっかりと骨が写っていますのでご安心を。


そうしたら爪は一体何で出来ているのでしょうか?
これは主にたんぱく質の一種で出来ています。
爪の主成分は皮膚や髪と同じケラチンです。
(ここが理解できなければ中学校の理科からやり直すことをお勧めします)

タンパク質はケラチンとも言われますが、ケラチンには2種類あります。

ハードケラチン(硬ケラチン)とソフトケラチン(軟ケラチン)です。
読んで字のごとくハードケラチンとは固いタンパク質のこと、ソフトケラチンとは柔らかいタンパク質のことです。
皮膚は弾力がありますからソフトケラチン、爪や髪は固さがありますのでハードケラチンになります。
ソフトケラチンとハードケラチンの違いは以下の通りです

◆ソフトケラチン(軟ケラチン)
肌のケラチンのことを言う。比較的軟らかく、脂質を多く含み、イオウの含有量は少ない。熱にやや弱い。

◆ハードケラチン(硬ケラチン)
毛髪、髪のケラチンのことを言う。比較的硬く、ソフトケラチンのように垢となってはがれ落ちない。脂質は少ない。イオウを多く含むので、燃やすと独特の臭気を放つ。熱に強く、酸やアルカリにも抵抗力を持つ。


爪の根元に爪を作る細胞(爪製造工場と仮定してください)がありそこで柔らかいタンパク質が固くなるようにしているのです。
専門的には「爪母:そうぼ」と言われる場所です。


ですので、爪を丈夫にするためにカルシウムをたくさん摂取するというのは直接の原因にはなりません。
(骨が丈夫になるのでいいのですが、それにもまた落とし穴がありまして…しっかりビタミンDを取ってくださいね^^)


割れやすい爪を丈夫にするには栄養学的に言えば『良質なタンパク質をたっぷり摂る』ことになります。

ただし、カルシウムの吸収にはビタミンDが必要というようにタンパク質を単体でたくさん食べたからと言って爪が丈夫になるわけではありません。
人間の体はあくまでも総合的なもので出来ているので、偏食(好き嫌い)や偏った食生活をせずにまんべんなく食べることが大切です。
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